ペットを飼っていれば、必ずペットとの別れはやってきます。
毎日一緒に過ごし、可愛がり大切にしていた家族の一員ですから、
別れが悲しいのは当然です。
ペットロスとは、大事にしていたペットが亡くなってしまって、
飼い主が落ち込んでしまう事を言います。
このペットロスは、昔よりもペットを大切にするようになった結果ですので、
悪い事ではありません。
どうでもいいものなら、亡くなっても落ち込む事はありません。
ペットロスは、亡くなった子を大切にしていたからこそ起きるものなのだと、理解してください。
一般的なペットロスの飼い主の状態を紹介します。
ペットが亡くなると、悲しみが続き飼い主はまず自分を責めます。
自分がこうしたらこの子は死ななかったのではないか、と考えてしまいます。
その後は、普段信じていなくても神や悪魔に○○するから返して欲しい、
と言うような事を考えたりするようになります。
そして、何も変えられない事に怒りと絶望を覚える事もあります。
暫くは情緒不安定になりますが、やがて時間が経過するにつれて、
その子がいないと言う事を理解できるようになり、普段の生活へと戻っていきます。
この中のどの状態であっても、飼い主は誰かに自分の中にある悲しみを聞いて貰う事が大切です。
動物を好きではない方、飼った事のない人にからは「たかが動物の事で」と心無い言葉を向けられる事もあります。
ですので、動物と一緒に暮らした事のある出来るだけ話を長く聞いてくれる人と話す事が大切です。
周りに直接話せる人がいない場合は、インターネットでも構いません。
励まし合いをして、自分の今の状況を受け入れ、そして自分がその子を可愛がっていたと言う事を肯定出来る事が、
ペットロスから抜け出す為には必要です。
可愛がっていたペットが居なくなって悲しくなるのは当然なのだと、まずは肯定してください。