現在、日本では少子高齢化が進み、
老化に伴う介護が大きな問題や
同居する家族の負担になっています。
そしてそれはペットに対しても同じことが言えます。
エサや医療の進化と共にペットは長生きするようになりました。
中には15歳、20歳を超えるペットも数多くいます。
そして、当然ペットも老化します。
ネコの場合の老化現象は、以前に比べると毛ヅヤが無くなったり
皮膚が下がってしまったりします。
また、寝ている時間が増えたり食べ物の好みが変わったり、
トイレ以外の場所で粗相をしてしまったりすることもあります。
そのような老化現象が見られるようになったら、
生活環境を再度チェックする必要があります。
寝る時間が増えるのでゆっくり眠れる場所を確保したり、
トイレの場所を考慮したり、エサを見直したりします。
最近では、年齢別に適したエサが販売されていますので
上手に活用すると良いです。
また、いつでも新鮮な水を飲めるようにしておくのは
年齢を問わず大切なことです。
人間は老化と共に認知症などの症状が表れる人がいますが、ネコも同じです。
介護を必要とする場合も出てくるかもしれません。
自分でうまく毛づくろいが出来なくなってくれば
飼い主が代わりにブラッシングをしてあげたり、
トイレ以外での粗相が増えたのであればペット用のオムツも販売されています。
また、自力で高い所へジャンプできなくなってしまったのであれば、
補助ステップを用意したりします。
最期まで快適に暮らすことができるように、
住環境を整えてあげるのも飼い主の大事な務めです。
