ペットが病気になったとき、
飼い主としてしてあげることは何でしょうか。
ペットの病気は、食事のコントロールを
飼い主がきちんと注意していれば、
おおよそ避けることができます。
しかし、ペットが美味しそうに食べるからといって、
人間と全く同じものを食べさせるのは、
動物達のためにはなりません。
人間の食事は、犬や猫にとっては塩分が多く、
健康を害しかねないからです。
ペットを溺愛するあまり、
人と動物を分け隔てることなく接したいという気持ちからかもしれませんが、
それは、自分本位な愛情だといえます。
本当にペットを愛しているのなら、
ペットを想い、彼らにとって一番幸せな道を選択してあげることが大切です。
また、人間の暮らしやすさを重視した住環境は、
ペットには不自由に感じられることもあるでしょう。
最近増えているのが、室内での怪我です。
例えば、室内犬が、フローリングの床で足を滑らせて、
腰を悪くしてしまうといった怪我が増えています。
この場合、カーペットを敷くなど、滑らない工夫をすることは可能だと思います。
病気や怪我を人間の過失によって引き起こし、
寿命を縮めてしまうのは、動物の命に責任のある立場としては、
できるだけ避けたいことです。
住まいの工夫や、予防接種、健康診断などを定期的に行い、
未然に病気や怪我を防げるのがベストですが、
万が一の時のために、身近に動物病院を見つけておくことも、
予防法の一つともいえます。