業者などに頼むことなく、
自分の思ったとおりに、
愛するペットとお別れをするのが自宅葬です。
生前、お気に入りだった寝床に安置してあげたり、
好きだったおやつを遺体の前に供えるなどして、簡単な葬式を行ないます。
逆に、ペット火葬場や公共の焼却施設で
お骨にしてもらった後に、自宅でお別れするパターンもあります。
専門業者が数多く誕生するまでは、ほとんどの家庭で自宅葬をしていました。
一通りの儀式を終えたら、ペット火葬場に火葬を依頼したり、
あるいはペット霊園にお骨を安置するなど、自分が思う通りに供養をします。
昔は庭先に直接、遺体を埋めたり、空き地で火葬するケースも多かったのですが、
空き地での火葬は近隣からのクレームが起きやすく、
直接埋葬するのも公衆衛生面などから、最近は敬遠されています。
ちなみに、自分の土地以外に埋葬することは法律で禁止されていますので、
公園や空き地などの公共の場所に、勝手に埋めることはできません。
いつでも見守れる場所に埋めてあげるのは理想的なことかもしれませんが、
犬や猫などの身体の大きなペットの場合は、
深い穴を掘れる場所がなければ、現実的ではありません。
また、他の動物が掘り返したりしないよう、注意も必要となります。
