長生きさせなければ・・・

ギネスブックによると、

犬の長寿記録は、「ブルーイー」という名前の

オーストラリアの牧羊犬によるもので、

享年29歳5ヶ月(人間でいうと133歳)です。

 

猫の長寿記録は「グランパ」という名のスフィンクス猫が

34歳2ヶ月(人間でいうと152歳)です。

 

ちなみに、1930年代の猫の平均寿命は8歳でした。

 

ここまでの長生きは難しいとしても、

どんな飼い主もペットには健康で長生きしてほしいと思っていることでしょう。

 

そのために、色々な情報を集めている人もいるでしょうが、

そうしていると「調べれば調べるほど不安になる・・・」ということはありませんか?

 

昔の犬や猫は人間の残飯などを食べて暮らしていました。

そもそも、犬は番犬や猟犬として、猫はネズミを獲ってくれる動物として飼われていたので、

ある意味では消耗品のように扱われていました。

ですから、ペットの食事に気を使う飼い主などいなかったのです。

 

それでも、動物たちは元気に生きることができていたのですから、

いま世間で言われているほど、ペットの食事を難しく考える必要はないと思います。

 

最低限「食べさせてはダメ」と言われているものさえ与えなければ、

後は生まれ持った体力に応じて生きてくれるはずです。

 

長生きさせられなかったら、飼い主として失格なのでは?

と心配する人も少なくないようですが、そんなことはありません。

 

食事も与えない、声もかけないなどという

飼い方をしているわけではないのですから、自信を持ってください。

 

「絶対に長生きさせなければ・・・」という考えの固執はストレスを生み、

そのストレスがペットと飼い主の関係を幸せから遠ざけてしまいます。

 

持って生まれた寿命というものも、あるに違いありません。

飼い主は、自分自身が現時点で納得できることを、できる範囲でやってあげれば、それでいいのです。

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