突然、ペットがいなくなってしまう。
それは、飼い主にとっては大きなショックだと思います。
最近では、人気のある種のペットなどは、
盗まれてしまうケースも増えてきているといいます。
そうした事件性のある場合は除いても、
気がついたら外に出て行ってしまって、
行方不明になってしまったという事は少なくありません。
首輪や迷子札を付けていないペットの場合、
家で飼われていたのかどうかがわかりにくく、
迷子になても、保護されづらい状況があります。
保健所などに保護された場合でも、
飼い主がすぐに保護に現れない場合は、
殺処分されてしまうのが、残念ながら現状でもあります。
ですから、もし愛するペットが迷子になってしまったら、
「いつかそのうち戻ってくる」
と悠長に構えず、できるだけ迅速に対応策を考えたほうがいいと思います。
普段行きそうな場所を探したり、
ポスターを貼るといったことは、
近所の人やペットを探す専門家などに、
助力を求めるのもいいかもしれません。
また、最近では、つぶやきサービスである、
「Twitter」でつぶやいている内にペットが見つかったというケースもあります。
精一杯探す努力をしても見つからなかった時は、
「どこかで元気に暮らしていてね」
と念を送ってあげるだけでも、ペットロスを予防することができるでしょう。
たとえ、そこが天国であったとしても、
動物たちはその声を聞いていてくれるでしょう。
また家出には、自分の最期を本能的に悟って、
飼い主の元を去ったというケースも考えられます。
特に猫などは、動物的な本能で、
最期を見せたくない、ひとりで逝きたいという思いがあるため、
ふらりといなくなることもあります。
そうした場合は、辛い気持ちはわかりますが、
動物達の想いを汲んで、受け入れるしかありません。